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Last Update 2010/03/30
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仮想マシン構築サービス
死蔵されたままになっている
CD-ROM(レガシーコンテンツ)をはじめ、
あらゆるCD(DVD)-ROMが1台のPCで使用できる、
安価な仮想マシン構築サービスのご案内

1. あきらめていませんか、過去のCD-ROM資産の復活利用

 Windows98/Me時代のCDを含めてCD(DVD)-ROMがたくさんあるけれど死蔵したままになっている、更新にかなりの費用がかかるのでそのままになっている、あるいは今使っているPCを更新したらもう使えなくなる…というような悩みをお持ちではありませんか?
インターネットサービスは確かに便利ですが、契約料がかかるうえインターネットでは代替できないものもあるので、変化することのない過去のデータや資料は、これまでどおりCD-ROMで利用できればよい、という選択肢があってもいいのではないでしょうか。今CD-ROM利用環境は利用頻度が低いことから環境整備が遅れ、結果的にさらなる利用低迷の悪循環にあるといえるでしょう。しかも、このままいくと旧いコンテンツの多くが該当する、いわゆる「16ビットアプリケーション」を使えるPCがなくなり、かつてのレーザーディスクやβテープのように利用できる手段がなくなってしまう事態も懸念されます。紙媒体の資料と同様、こうした主に絶版となっていて、しかも今後、一般的手段では利用できなくなっていくCD(DVD)-ROM資産(レガシーコンテンツ)を、将来にわたって継続的に利用提供することは図書館の使命として大いに歓迎されることでもあります。弊社では、こうした状況に対処すべく、これまで培ってきた技術とノウハウをベースに、最新の仮想マシン技術を駆使することにより、現時点ですでに利用困難となっているもの、また近い将来確実に利用できなくなるレガシーコンテンツと、現行のコンテンツを、わずかな初期費用だけで、同じ1台のPC上で混在して使用できる「仮想マシン構築サービス」をご提供いたします。これまで日の目を見ずに眠っていた珍しいコンテンツが、煩わしい手続きや操作なしで簡単に利用できるようになれば、図書館の目玉のひとつになるかもしれません。

2. 仮想マシン構築サービスについて

 仮想マシン構築サービスは、現時点では2種類,3タイプあります。単独(スタンドアロン)で仮想マシンを構築するスタンドアロン型2タイプと、サーバ用途のPC(機種的にはクライアント用で可)または安価なNASを使用してコンテンツを一括管理、複数のクライアントPCからの利用を可能にするサーバ型1タイプです。

2.1. スタンドアロン型の仮想マシン構築サービス

(1) 1台のPC(Windows VistaやWindows7など)にWindows98/Me/Xpなどの仮想マシンを構築し、それ用のアプリケーション(レガシーコンテンツ)と、それ以降のコンテンツを、このPCで混在して使用できる環境を構築します。
(2) それらのアプリケーションを利用者が容易に使用できるようにメニューを組み込みます。

こうすることにより、利用者は新旧を問わずあらゆるCDを借りてこのPCで使用できるようになります(タイプ1)。データを含めて組み込めば、借りる手続きなしで利用できます(タイプ2)。
【タイプ1】
利用者はこれまでと同様、カウンターでCDを借り出してこのPCで使用します(アプリケーションはインストール済みです)。
カウンターでCDを借り出して使用
(Windows Vista/7など)
カウンターから借り出したCD
【タイプ2】
データを含めて仮想マシンに組み込まれているので、例外的にハードディスクにデータを格納できないものを除いてCDを借り出す必要はありません(貸し出し業務はなくなります)。
データを含めて仮想マシンに組み込む
(Windows Vista/7など)
ハードディスクに格納できないCD

2.2. サーバ型仮想マシン構築サービス(準備中)

サーバに仮想環境を統合的に構築し、クライアントの仮想マシンにアプリケーションを転送して実行します。例外的にハードディスクに格納できないものは外付けCD(DVD)ドライブにセットします。
(1) 1台のPCをサーバとして、そこに仮想マシンを構築します。
(2) このサーバにアプリケーションとデータをインストールします。
(3) 同様にクライアントにも仮想マシンを構築し、アプリケーションはサーバから仮想環境ごとクライアントに転送して使用するインターフェースを組み込みます。

こうすることにより、全てのCDはサーバで一括管理され、ライセンスの範囲で自由に利用できるよう になります。
サーバ用PC
(Windows Vista/7など)
外付けドライブ
(必要に応じて)
CDをグループに分けて複数のクライアントに分散すれば、1ライセンスでも複数のユーザが利用できます。
クライアント(Windows Vista/7など)

2.3. お客様に用意していただくもの

 お客様には仮想マシンを組み込むPC(Windows Xp/Vista/7など)と、かつて使われていたWindows98またはWindows Me/Xpなど必要となるOSおよびそのライセンスキーを用意していただきます。サーバ用のPCも一般のクライアント用PCでかまいません。仮想マシンは対象となるハードウェア(98やMeマシン)をエミュレーションする関係で一般のリアルPCに比べてCPUに負荷がかかるので性能の高いものが望ましいといえますが強い制約はありません。ただハードディスクの容量は、CDデータとは別にコンテンツ(アプリケーション)1つあたりおよそ300MB必要ですので、本数に応じた充分な容量をご用意願います。

○ 仮想マシン組み込み用PC(Windows7など)とハードディスクの空き容量
1) タイプ1の場合:アプリケーションのインストールが済んだ状態でアプリケーション数×300MBの空き容量が必要。
2) タイプ2の場合:CD・DVDの総容量+アプリケーション数×300MBの空き容量が必要。

2.4. 費用の目安

1) タイプ1(基本料金:¥300,000)
仮想マシン組み込み用PC(本体のみで可)を弊社にお送りください。仮想マシンを組み込み、当時の実機(Windows98/Me)と同じ環境を構築します。さらにサービスとして20枚まで無償で組み込みいたします。

2)タイプ2(基本料金:¥380,000)
タイプ1の場合と同様、仮想マシン組み込み用PC(本体のみで可)を弊社にお送りください。仮想マシンを組み込み、当時の実機(Windows98/Me)と同じ環境に加えて、データを含めてハードディスクに組み込む環境を構築します。さらにサービスとして20枚まで無償で組み込みいたします。

※ いずれの場合も、弊社がお客様の現場で構築作業すること、およびアプリケーションのインストール作業を行うことも可能です(以下の表に基本料金以外の費用の目安を示します)。

技術サポート費用の目安(基本料金以外の作業)
項   目 参考費用 内    容
1 コンテンツ
インストール
¥6,000
  • コンテンツをサーバおよびクライントにインストールしてアクセスできるように設定します(コンテンツ1タイトルあたりの単価)
  • 複数枚組のコンテンツの場合、2枚目以降は追加メディアの価格です。
追加メディア ¥2,000 新聞記事データベースなど複数枚組のコンテンツの場合の2枚目以降の組み込み価格です。
2 現場でのインストール作業 別途 お客様現場で組み込み作業を行う場合は内容、条件によって1項のほかに現場作業費と経費がかかります(交通費、宿泊費等)。
★ コンテンツのメディアをお借りして弊社で組み込み納品します。メディアをお借りできない場合は弊社が直接お客様現場に出向いてイメージデータ取得等の手段でデータをお借りいたします。

ここに掲げられている項目(作業内容)、費用はあくまでご参考用です。お客様のご要望・ご予算にあわせたアレンジが可能ですのでお問い合わせください。

弊社は、既に利用が難しくなっているレガシーコンテンツを含むCD・DVD全般に関するコンサルティングをはじめ、Webと統合した本格的な閲覧システムのための最新機器、およびエンジニアリングをご提供する総合インテグレータです。当サービスをはじめ、CD・DVDコンテンツ閲覧全般に関するお問い合わせ、ご相談につきましては、新設、更新(リプレース)にかかわらず、どんなことでも気軽にお申し付けください。全国どこにでもおうかがいして無料でコンサルティングいたします。

(株)レクサス
TEL:0463-92-5571 FAX:0463-92-5572 MAIL:info@rexas.co.jp